あなたがプレイするのは、落ちこぼれで何の魅力もない無職の「ネイト」。ある日自分に“特別な力”が備わっていることに気がついた…片方の足を、もう片方の足の前に出すという力だ。

アドベンチャー

2025年9月にSteamで配信された本作『Baby Steps(ベイビーステップ)』は、“歩くこと”を徹底的にゲーム化した異色のタイトル。開発は 『Getting Over It』で知られる Bennett Foddy氏や『Ape Out』を手掛けたGabe Cuzzillo氏らによる新作。

霧に包まれた世界を一歩ずつ探索していこう。物理演算ベースのゲームの世界で、静かな山々を一歩一歩自分の足で踏みしめよう。景色を楽しみ、地域の動物に心を奪われ、そして、無意味な人生に意味を見出す。

物理シミュレーションによる歩行
プレイヤーは「歩く」という動作を操作することが中心になっていて、一歩ごとに足を置く・重心を移すなどを操作するような体験ができる。

探索的要素
山や自然を舞台に「霧に包まれた世界」を歩き回るようなステージ構成
自分のペースで登っていけるような長い山道。

主人公 ネイト は無職で冴えない男。歩くたびに文句を言ったり、ぼやいたりする姿に思わず笑ってしまう。失敗して崖から転げ落ちても、Nate のリアクションでイライラが少し和らぐことも。シュールなユーモアが効いていて、笑いながら遊べるのが本作の魅力だ。

最初は転んでイライラすることも多いが、立ち上がって再び一歩を踏み出したときの喜びは格別。人を選ぶタイトルですが、“唯一無二の体験”を味わいたいなら間違いなくおすすめできる作品だ。

クリエイターのFoddy氏は本作を「難しいゲームではない」として、自身の作品『Getting Over It』がミスをすれば振り出しに戻ってしまうようなデザインだったのに対して、本作は「もっと易しい」デザインであると語っている。

また、本作はオープンワールドであるため、失敗をして崖から落ちたら新しいエリアを発見できたり、別の道を試すというような遊び方ができるという。「失敗というプロセスを楽しいものにする」ことを目指しているとも語られた。

また、動画の最後には本作のスピードラン(RTA)に関する話題も出た。開発陣は『Getting Over It』がRTAにおいて1時間ほどでクリアされることを想定していたが最終的には1分でクリアする記録が出てきたことに触れ、「半年ほどで20分の記録が出るだろう」と予想した。また、バグなしでの記録は「2時間になるだろう」とのことだ。

「変わったゲームを遊んでみたい」「普通のアクションに飽きた」という人には特に刺さる一本。

対応プラットフォームはPC(Steam)およびPS5、Steamでは10⽉8⽇まで定価から10%オフの2070円 (税込)で購入できるリリース記念セールを実施中。

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